カテゴリ
  1. トップ
  2. 書籍
  3. 昭和百年への鎮魂 江成常夫のレンズがとらえた戦争
商品詳細画像

昭和百年への鎮魂 江成常夫のレンズがとらえた戦争

集英社新書 ヴィジュアル版 046V
伊藤俊治/著
著作者
伊藤俊治/著
メーカー名/出版社名
集英社
出版年月
2025年8月
ISBNコード
978-4-08-721374-4
(4-08-721374-9)
頁数・縦
285P 18cm
分類
新書・選書/教養 /集英社新書
出荷の目安
5~10営業日前後で発送いたします。
お受け取りいただける日はお届けする国・量・時期により多少前後します。

価格¥1,800

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

“戦争の昭和”の軌跡を正確に撮影してきた写真家、江成常夫。彼は、半世紀以上にわたって、今にも記憶が消えそうな十五年戦争(アジア・太平洋戦争)にカメラを向け続けてきた。沖縄戦の犠牲者が逃げ込んだ洞窟の痕跡、戦後まもなくアメリカにわたった戦争花嫁、満洲に取り残された日本人戦争孤児、反戦を訴えかけるヒロシマやナガサキの被爆者、戦火の傷跡を刻んだ遺骨や遺品……。鎮魂の意味を深く秘めた数多くの写真たち。未曾有の仕事の本質を論じながら、もう一つの戦後日本を浮き彫りにする。■目次■はじめに ◇第1章 鬼が哭く島 ◇第2章 屍衣の襞/「GAMA/CAVE 霊魂がやどる聖地」 ◇第3章 まぼろし国・満洲 ◇第4章 共苦の思想/シャオハイの満洲 ◇第5章 時の家族/歳月の風景 ◇第6章 漂泊する魂/生と死の時を見つめる ◇第7章 霊の流れる街/ヒロシマ万象 ◇第8章 霊性の宿りと証 ◇第9章 「いのちのかたち」を看る ◇おわりに 江成常夫の年譜および主要写真集・著作 ■著者プロフィール■伊藤 俊治 (いとう・としはる)美術史家、美術評論家。1953年秋田県生まれ。東京藝術大学先端芸術表現科教授を経て、2025年現在、東京藝術大学名誉教授及び京都芸術大学大学院教授。専門の美術史・写真史の枠を超え、アートとサイエンス、テクノロジーが交差する視点から多角的な評論活動を行う。『ジオラマ論』でサントリー学芸賞を受賞。展覧会企画に「日本の知覚」(グラーツ現代美術館)、「移動する聖地」(ICC)、「記憶/記録の漂流者たち」(東京都写真美術館)など。著書に『写真都市』『増補 20世紀写真史』『秋田………環日本海文明への扉』など多数。写真/江成常夫デザイン・組版・カバーデザイン/伊藤明彦

  • ※商品代の他に送料がかかります。
    送料は商品代・送付先によって変わります。詳しくは書籍の料金についてのご案内をご確認ください。
  • ※現時点でお取り扱いがない場合でも、今後購入可能となる場合がございます。
  • ※送付先を追加・変更される場合はご購入前にマイページよりご登録をお願いいたします。
  • ※商品は予告なく取り扱い中止となる場合がございます。
  • ※ご注文商品が在庫切れなどの際はキャンセルのご連絡をさせていただく場合がございます。
common-popup-caution

common-popup-caution